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世界の国立公園~アジアの国立公園の魅力

世界の国立公園~アジアの国立公園の魅力

アジアの国立公園

アジアには多くの国があり、日本が含まれる東アジア、東南アジア、南アジア、西アジア、中央アジアと、5つの地域に分けられています。アジア大陸は広大な大陸であるため、地域によって自然環境が大きく異なります。ヒマラヤ山脈の高地から熱帯雨林、砂漠、島嶼部まで、非常に多様な自然環境が存在しています。そのため、各国の国立公園は地域固有の生態系や文化と密接に結びつき、世界の自然保護において大きな役割を果たしています。

日本と他のアジア諸国の国立公園の違い

アジア諸国の国立公園は、世界的にも貴重な生物多様性を保護する役割を担っています。インドでは1900年代初頭から野生動物保護区が国立公園として整備され、中国やタイでも大型哺乳類や熱帯雨林を守る広大な国立公園が設立されてきました。これらは希少種の保護や国際的な自然遺産の維持を目的とし、世界的な自然保護ネットワークの一端を担っています。

また、アジアの国立公園は文化や宗教との結びつきが強いことも特徴です。ネパールのサガルマータ国立公園(エベレスト周辺)はヒマラヤ信仰と深く関わり、インドのカジランガ国立公園も地元コミュニティの文化と調和しながら運営されています。自然と人々の精神的・歴史的価値が融合している点は、日本の国立公園にはあまり見られない独自性といえます。

さらに土地管理の仕組みにも違いがあります。日本の国立公園は民有地や私有地を多く含み、環境省や自治体が規制や協定によって保護する「地域制公園」です。一方、インドや中国などの国立公園は基本的に国有地として設立され、政府や専門機関が直接的に管理するケースが多く見られます。

ネパールの国立公園

サガルマータ国立公園(ネパール)

サガルマータ国立公園は、ネパール東部ソル・クンブ地方に位置し、面積は約1,148 km²に及ぶ国立公園です。名称の「サガルマータ」は、世界最高峰として知られるエベレスト山(チョモランマ)のネパール語名に由来しています。

この公園は、エベレスト山をはじめ、標高8,516mで世界第4位のローツェ、8,463mで第5位のマカルー、8,201mで第6位のチョ・オユーといった世界的な高峰を抱える山岳地帯です。急峻な谷や氷河、モレーンなどが織りなす雄大な地形が特徴で、その豊かな自然環境と独自の生態系が高く評価され、1979年にはユネスコ世界自然遺産に登録されています。サガルマータ国立公園は、標高差が大きいため、多様で珍しい動植物が生息しています。動物では、公園の象徴的存在であるユキヒョウ、絶滅危惧種のレッサーパンダ、ヤギ科の固有種ヒマラヤタール、そして雄が麝香を持つジャコウジカが代表的です。植物では、ネパールの国花であるシャクナゲ、乾燥した高地に強いジュニパー、短い夏にだけ咲くブルーポピーなど、希少な高山植物が見られます。

チトワン国立公園(ネパール)

チトワン国立公園(Chitwan National Park)は、ネパール南部のタライ平原に位置する同国初の国立公園で、1973年に設立されました。面積は約932平方キロメートルに及び、1984年にはユネスコ世界自然遺産に登録されています。公園名の「チトワン」は「心の森」を意味し、ヒマラヤ山脈南麓の熱帯・亜熱帯気候に属するこの地域は、湿地・草原・密林などが広がる豊かな生態系を有しています。

最大の魅力は、その高い生物多様性です。公園には約700頭のインドサイ(絶滅危惧種の一角サイ)が生息しており、世界でも有数の保護地域となっています。また、ベンガルトラ、ヒョウ、ナマケグマ、アジアゾウ、ガビアル(インドガビアル)などの大型動物も見られ、陸上・水辺を問わず多様な野生動物が共存しています。鳥類も約540種が記録されており、バードウォッチングの名所としても有名です。

観光客はジープサファリやカヌーツアー、エレファントライドなどを通して自然観察を楽しむことができ、ナラヤニ川やラプティ川沿いの景観も見どころです。園内には観光用のロッジやガイド付きのエコツアーも整備されており、自然保護と観光の両立が図られています。

また、周辺にはタルー族をはじめとする先住民族が暮らしており、彼らの伝統舞踊や家屋、独自の文化を体験できるのも魅力の一つです。アクセスは首都カトマンズから陸路で約5〜6時間、または国内線で約20分のバラトプール空港経由が一般的です。チトワン国立公園は、ヒマラヤの国ネパールにありながら熱帯の生命力あふれる自然が息づく、アジア屈指の野生動物保護区です。

インドの国立公園

カジランガ国立公園(インド・アッサム州)

インドのアッサム州にあるカジランガ国立公園は、絶滅危惧種であるインド際の最大の生息地です。1980年代~1990年代頃には世界中で約2,000頭しかいないといわれていたインドサイですが、このカジランガ国立公園をはじめとする各保護区での密漁対策や保全活動の成果で、現在ではインドとネパールを中心に約4,000頭以上まで個体数が回復したといわれています。

敷地内には広大な草原、森林や湿地帯が広がり、河川や湖もある自然豊かな環境です。前述したインドサイの保護活動以外にも様々な野生動物の保護活動に力を入れており、特にトラの生息数も多くなっています。カジランガ国立公園の観光は、観光ルートが決められており、自己判断で指定外の場所へ立ち入ることはできません。公式ガイドや許可を受けたツアーに参加する必要がありますが、インドサイをはじめとする野生動物と距離が近く握力がある体験ができます。

ジム・コルベット国立公園(インド・ウッタラーカンド州)

ジム・コルベット国立公園(Jim Corbett National Park)は、インド北部ウッタラーカンド州に位置し、1936年に設立されたインド最古の国立公園です。もともとは「ハイリー国立公園」として開園しましたが、後にインドの自然保護活動の先駆者であり著名な狩猟家・作家でもあったジム・コルベット氏の功績を称えて現在の名称となりました。面積は約520平方キロメートルで、ヒマラヤ山脈の南麓に広がる丘陵地帯に位置し、シアル川やラムガンガ川が流れる豊かな森林地帯を抱えています。熱帯・亜熱帯の常緑樹林やサラの木の森、広大な草原が点在し、変化に富んだ地形が多様な生態系を育んでいます。

この公園は、ベンガルトラの保護区として特に有名で、インド政府が1973年に開始したトラ保護計画「プロジェクト・タイガー」の最初の指定地でもあります。園内には約200頭のトラをはじめ、アジアゾウ、ヒョウ、シカ、イノシシ、クロコダイル、ガビアル(インドガビアル)など多くの野生動物が生息しています。また、600種以上の鳥類が確認されており、野鳥観察の聖地としても人気があります。

観光客は、サファリジープやエレファントライドで園内を巡ることができ、乾季(11月〜6月)が最も訪れやすい時期とされています。ラムナガルを拠点にアクセスが良く、近年ではエコツーリズムの模範的な公園としても注目されています。ジム・コルベット国立公園は、野生動物保護と観光の両立を実現するインドの自然保護の象徴ともいえる存在です。

ランタンボール国立公園(インド・ラージャスターン州)

ランタンボール国立公園(Ranthambore National Park)は、インド北西部ラージャスターン州に位置する国内でも最も有名な野生動物保護区の一つで、トラ観察の名所として世界的に知られています。面積は約392平方キロメートルで、アラバリ山脈とヴィンディヤ山脈の間に広がる乾燥した森林地帯にあります。もともとは藩王国時代に王族の狩猟地として利用されていましたが、1955年に野生動物保護区に指定され、1980年に正式に国立公園となりました。さらに、1973年にはインド政府の「プロジェクト・タイガー」にも組み込まれ、トラの保護活動が本格的に行われています。

公園の特徴は、乾季に水をたたえる湖や貯水池、荒涼とした岩山、サラやバンヤンなどの樹木が織りなす独特の風景です。その中心部には10世紀に建てられたランタンボール城塞(Ranthambore Fort)があり、ユネスコ世界遺産「ラージャスターンの丘陵要塞群」にも登録されています。この歴史的遺構と自然が一体となった景観は、他の国立公園にはない魅力を放っています。

野生動物の中でも最も人気が高いのがベンガルトラで、園内では比較的高い確率でトラを目撃することができます。そのほか、ヒョウ、ナマケグマ、シカ、インドガウ、ワニ、孔雀など、多様な動物や鳥類が生息しています。特に朝夕のサファリツアーでは、野生動物たちの自然な姿を間近に観察でき、世界中の写真家や自然愛好家が訪れます。

観光のベストシーズンは乾季の10月から6月頃で、この時期は草が少なく視界が良いため、トラ観察のチャンスが高まります。ランタンボール国立公園は、インドの野生保護の象徴であり、自然と歴史が調和した稀有な国立公園として、訪れる人々に深い感動を与え続けています。

タイの国立公園

カオ・ヤイ国立公園(タイ)

カオ・ヤイ国立公園(Khao Yai National Park)は、タイ中部に位置する同国初の国立公園であり、世界的にも知られる自然保護区です。バンコクから車で約3時間の距離にあり、ナコンラチャシーマー県を中心に、サラブリー、プラチンブリー、ナコンナーヨックの4県にまたがっています。1962年に設立されたこの公園は、面積約2,168平方キロメートルと広大で、ユネスコ世界自然遺産「ドンパヤーイェン–カオヤイ森林群」の一部として登録されています。

公園内は標高400〜1,300メートルにわたる山岳地帯で、熱帯モンスーン気候による豊かな降雨に支えられ、常緑樹林や草原が広がります。動植物の多様性は非常に高く、哺乳類約70種、鳥類300種以上、爬虫類や昆虫を含めると数千種の生物が確認されています。代表的な野生動物には、アジアゾウ、ガウル(インドバイソン)、ホエジカ、テナガザル、マカク、オオトカゲなどがいます。また、運が良ければ絶滅危惧種のスマトラトラやツキノワグマ、クロヒョウなどに出会えることもあります。

カオ・ヤイは、自然観察やトレッキング、滝巡りなど多彩なアクティビティが楽しめる公園でもあります。特に有名なのが、映画『ザ・ビーチ』の撮影地として知られる「ハウ・スワット滝」や、「ハウ・ナロック滝」などの大滝群です。乾季(11月〜2月)は気温が穏やかで観光に最適であり、雨季(6月〜10月)には緑が最も鮮やかになります。

また、カオ・ヤイは首都圏からのアクセスが良く、バンコク在住者や観光客の週末旅行先としても人気があります。エコツーリズムの成功例として、保護と観光のバランスをとりながら持続可能な利用が進められており、タイの自然保護の象徴的存在として高い評価を受けています。

エラワン国立公園(タイ)

エラワン国立公園(Erawan National Park)は、タイ西部カンチャナブリー県に位置し、1975年に設立された国立公園です。面積は約550平方キロメートルで、山岳地帯と熱帯の森林が広がる自然豊かな地域にあります。公園の中心には、タイ国内でも屈指の美しさを誇る「エラワンの滝(Erawan Waterfall)」があり、この滝の存在が公園名の由来となっています。

エラワンの滝は7段に連なる階段状の大瀑布で、全長約1.5キロメートルにわたって流れ落ちます。上段に行くほど岩肌が滑らかになり、翡翠色に輝く天然のプールが形成されています。滝の最上部は三つの大きな水流が象の頭のように見えることから、タイ神話に登場する三つの頭を持つ白い象「エラワン(エーラーワン)」にちなんで名付けられました。この幻想的な風景は観光客に人気で、地元の人々にとっても神聖な場所とされています。

公園内の自然環境は多様で、常緑樹林と落葉樹林が入り混じり、乾季と雨季で表情を変えます。野生動物も豊富で、サンバー、イノシシ、マカク、ホエジカ、シロテテナガザルなどが生息し、また200種を超える鳥類や蝶も観察できます。気候は一年を通して温暖ですが、11月から2月の乾季が最も快適な観光シーズンです。

エラワン国立公園は、トレッキングや滝遊びのほか、キャンプやピクニック、自然観察などを楽しめるレクリエーションスポットとしても人気があります。バンコクからは車で約3時間、カンチャナブリー市からは約65キロとアクセスも良く、週末旅行にも最適です。豊かな自然と神話的な美景が融合したエラワン国立公園は、タイの自然遺産の中でも特に印象的な存在といえるでしょう。

ドイ・インタノン国立公園(タイ)

ドイ・インタノン国立公園(Doi Inthanon National Park)は、タイ北部チェンマイ県に位置する自然保護区で、標高2,565メートルのドイ・インタノン山を中心に広がる、タイで最も標高の高い国立公園です。1972年に設立され、面積は約482平方キロメートル。標高差が大きいため、低地の熱帯林から高山帯の雲霧林まで多様な生態系が存在し、「タイの屋根」とも呼ばれています。年間を通じて涼しく、特に乾季(11〜2月)は朝晩の気温が10度以下になることもあります。

園内では、ワチラターン滝やシリタン滝など壮大な滝が数多く見られ、自然散策路も整備されています。また、山頂近くには国王ラーマ9世と王妃を称えて建てられた二つの仏塔「ナパメータニドン」と「ナパポンプミシリ」があり、美しい庭園とともに観光のハイライトとなっています。

動植物の多様性も豊かで、約380種以上の鳥類が確認されており、タイ有数のバードウォッチングスポットとして知られています。哺乳類ではシロテテナガザルやシカ類、マカクなども生息しています。チェンマイ市街から車で約2時間とアクセスが良く、日帰り観光も可能です。ドイ・インタノン国立公園は、雄大な自然と文化が調和した、タイを代表するエコツーリズムの目的地です。

インドネシアの国立公園

コモド国立公園(インドネシア)

コモド国立公園(Komodo National Park)は、インドネシア東部・ヌサトゥンガラ諸島に位置し、コモド島、リンチャ島、パダール島などを中心とする大小約30の島々から成る国立公園です。1980年に設立され、1991年にはユネスコ世界自然遺産に登録されました。総面積は約1,733平方キロメートルで、そのうち陸地は約600平方キロメートル、残りは海域が占めています。

最大の特徴は、世界最大のトカゲであるコモドドラゴン(Varanus komodoensis)の生息地であることです。体長は最大3メートル、体重は100キロを超えることもあり、現存する最大の肉食性爬虫類として知られています。公園内には約3,000頭のコモドドラゴンが確認されており、主にコモド島とリンチャ島で観察できます。観光客はレンジャーの同行のもと、安全に野生のドラゴンを見学できます。

一方で、コモド国立公園は陸上だけでなく、海洋生態系の豊かさでも有名です。周辺の海はサンゴ礁、マングローブ、海草藻場が広がり、マンタ、ウミガメ、サメ、ナポレオンフィッシュなどが生息する世界有数のダイビングスポットです。透明度の高い海はダイバーの聖地とも呼ばれ、多様な海洋生物が観察できます。

また、乾燥した気候の中でサバンナや低木林が広がる独特の景観も見どころで、島々の起伏に富んだ地形と青い海のコントラストは絶景です。訪問のベストシーズンは乾季の4月から11月。ラブアンバジョー港(フローレス島)から船でアクセスでき、日帰りツアーや宿泊クルーズも人気です。コモド国立公園は、地球上に残る太古の生命と多様な自然が共存する、インドネシアを代表する自然遺産です。

ブロモ・テンゲル・スメル国立公園(インドネシア)

ブロモ・テンゲル・スメル国立公園(Bromo Tengger Semeru National Park)は、インドネシア・ジャワ島東部に位置する雄大な火山地帯の国立公園で、1982年に設立されました。面積は約800平方キロメートルに及び、スメル山(標高3,676メートル)をはじめ、ブロモ山、バトック山などの火山群が連なっています。特にスメル山はジャワ島最高峰であり、現在も活動を続ける活火山として知られています。

公園の中心には「テンゲル・カルデラ」と呼ばれる直径約10キロメートルの巨大な火口跡が広がり、その内部にブロモ山(標高2,329メートル)がそびえています。この一帯には灰色の火山砂が広がる「ラウット・パシール(砂の海)」が形成され、朝日が昇ると霧と光が幻想的な景観を生み出します。特にビューポイントのセモロ・ラワンやペナンジャカン山から望むブロモ山の日の出は、インドネシアでも屈指の絶景として多くの観光客を惹きつけています。

この地域には「テンゲル族」と呼ばれる少数民族が古くから暮らしており、ヒンドゥー教の伝統を守りながら生活しています。彼らは毎年6月頃、「ヤダニア祭(Yadnya Kasada)」という火山の神に感謝を捧げる祭りを開催し、ブロモ山の火口に農作物や家畜を供える儀式を行います。この祭礼は観光客にも人気が高く、文化と自然が融合した特異な地域文化として注目されています。

公園内ではハイキングや乗馬、ジープでの火口観光が楽しめ、乾季(5月〜10月)が観光のベストシーズンです。スラバヤやマランからアクセスが可能で、標高が高いため早朝や夜は気温が10度以下に下がることもあります。ブロモ・テンゲル・スメル国立公園は、活火山と人々の信仰が共に息づく、インドネシアを象徴する壮麗な自然景観の地です。

ロレンツ国立公園(インドネシア・ニューギニア島)

ロレンツ国立公園(Lorentz National Park)は、インドネシア東部・ニューギニア島(西パプア州)に位置する同国最大の国立公園で、面積は約2万5,000平方キロメートルにも及びます。1997年にユネスコ世界自然遺産に登録され、東南アジアで最も広大かつ生物多様性に富む自然保護区として知られています。

この公園の最大の特徴は、赤道直下にありながら氷河を有するという極めて珍しい地形です。インドネシア最高峰のプンチャック・ジャヤ山(別名カールステンツ・ピラミッド、標高4,884メートル)がそびえ、その山頂付近には熱帯地域では稀な氷河が存在します。公園内は標高0メートルの海岸から高山帯まで急峻な地形が続き、マングローブ林、熱帯雨林、山地林、草原、氷雪地帯など、幅広い気候帯と生態系が共存しています。

この多様な環境には、約630種の鳥類と120種以上の哺乳類が生息しています。特に、極めて珍しいヒクイドリやパプアワラビー、樹上性カンガルー、バード・オブ・パラダイス(極楽鳥)などが見られ、世界的にも貴重な野生生物の宝庫です。また、海岸部のサンゴ礁や湿地帯も豊かな海洋生態系を育んでいます。

さらに、ロレンツ国立公園には先住民族であるダニ族、アスマット族、アモンメ族などが居住しており、彼らの伝統文化や生活様式が自然と調和しながら続いています。公園内へのアクセスは容易ではなく、主にティミカやワメナから小型機やボートで向かいますが、手つかずの自然と人間の共存が見られる稀有な地域です。ロレンツ国立公園は、地球上で最も多様な自然環境と古来の文化が共に息づく、まさに「生きた地球の縮図」といえる場所です。

マレーシアの国立公園

キナバル国立公園(マレーシア・ボルネオ島)

キナバル国立公園(Kinabalu National Park)は、マレーシア東部ボルネオ島のサバ州に位置し、東南アジア最高峰であるキナバル山(標高4,095メートル)を中心に広がる自然保護区です。面積は約754平方キロメートルに及び、1964年にマレーシア初の国立公園として指定されました。2000年にはユネスコ世界自然遺産に登録され、その豊かな生態系と地質学的価値から世界的に高く評価されています。

公園の象徴であるキナバル山は花崗岩質の巨大な山塊で、山頂から望む雲海や夜明けの風景は「神々の山」と呼ばれるにふさわしい荘厳さを誇ります。頂上のローズピークを目指す登山ルートは人気が高く、許可制ながら多くの登山者が世界各地から訪れます。標高が高いため、登山道沿いでは熱帯雨林から高山植物帯へと劇的に変化する植生が観察でき、自然学的にも貴重です。

この公園は、生物多様性の宝庫として知られ、約5,000種以上の植物が確認されています。特に食虫植物ネペンテス(ウツボカズラ)や巨大ラフレシア、希少なラン科植物などが見られます。また、鳥類約300種、哺乳類100種以上が生息しており、ボルネオ固有の動植物の重要な保護地です。

観光拠点となるのは「キナバル公園本部(Park Headquarters)」で、宿泊施設、自然解説センター、植物園などが整備されています。山麓には温泉リゾート「ポーリン温泉」もあり、登山後の疲れを癒す人気スポットです。アクセスはサバ州都コタキナバルから車で約2時間。キナバル国立公園は、壮大な山岳美と圧倒的な生物多様性が融合した、ボルネオの自然を象徴する世界遺産です。

グヌン・ムル国立公園(マレーシア)

グヌン・ムル国立公園(Gunung Mulu National Park)は、マレーシア・ボルネオ島北部サラワク州に位置し、1974年に設立された国立公園です。面積は約544平方キロメートルで、2000年にはユネスコ世界自然遺産に登録されました。その最大の特徴は、石灰岩地帯に広がる壮大なカルスト地形と、世界最大級の洞窟群を有することです。主峰グヌン・ムル山(標高2,377メートル)を中心に、切り立った岩山「ピナクルズ」や深い渓谷が連なり、地質学的にも極めて貴重な地域とされています。

公園内には数百の洞窟があり、特に有名なのが「ディアー洞窟(Deer Cave)」と「サラワク・チャンバー(Sarawak Chamber)」です。ディアー洞窟は世界最大級の洞窟通路を持ち、夕暮れ時には数百万匹のコウモリが一斉に飛び立つ壮観な光景が見られます。サラワク・チャンバーは、長さ約600メートル、幅約415メートル、高さ約80メートルに達し、世界最大級の地下空間として知られています。

また、グヌン・ムルは生物多様性の宝庫でもあり、17種類の植生帯が存在し、約3,500種の植物、200種以上の鳥類、様々な昆虫や両生類が確認されています。

アクセスはサラワク州のミリから小型機で約30分、さらにボートや徒歩で公園入口へ向かいます。洞窟探検、キャノピースカイウォーク、熱帯雨林トレッキングなどのアクティビティも充実しています。壮大な洞窟群と手つかずの熱帯雨林が融合するグヌン・ムル国立公園は、まさに“地球の神秘”を体感できる場所です。

ベトナムの国立公園

ハロン湾国立公園(ベトナム・広義の保護区)

ハロン湾(Hạ Long Bay)は、ベトナム北東部クアンニン省に位置する、同国を代表する自然景勝地です。厳密には「国立公園」ではありませんが、広義の保護区として国によって保全されており、1994年にユネスコ世界自然遺産に登録されました。湾はトンキン湾の北西部に広がり、総面積は約1,500平方キロメートル。その海域には約1,600の石灰岩の島々や奇岩が点在し、長い年月をかけて浸食と風化によって形成されたカルスト地形が、幻想的な海上景観を作り出しています。

その名「ハロン(下龍)」は「龍が降り立つ場所」という意味を持ち、伝説では、龍が海に降り立ち、尾で山を砕いて現在の景観を作ったといわれています。湾内には「ティートップ島」「スンソット洞窟」「ルオン洞窟」などの観光名所があり、エメラルドグリーンの海と石灰岩の塔が織りなす風景は、世界中の旅行者を魅了しています。

ハロン湾の海域はマングローブ林やサンゴ礁など多様な生態系を育み、約14種の固有植物と60種以上の固有動物が確認されています。特にカタツムリガイや珍しい海鳥、魚類が多く見られます。

観光では、クルーズ船やカヤックでの島巡りが人気で、浮遊漁村を訪ねることも可能です。ハノイから車で約3〜4時間でアクセスでき、乾季(10〜4月)は天候が安定し、視界が澄むベストシーズンとされています。近年は観光客増加に伴う環境保護への取り組みも進められ、ハロン湾はベトナムが誇る自然と文化が共存する世界的な保護景観地です。

フォンニャ=ケバン国立公園(ベトナム)

フォンニャ=ケバン国立公園(Phong Nha–Kẻ Bàng National Park)は、ベトナム中部クアンビン省に位置する国立公園で、総面積は約885平方キロメートルに及びます。2003年にユネスコ世界自然遺産に登録され、2015年には地質学的価値だけでなく生態系の多様性も評価されて登録範囲が拡大されました。この地域はラオスとの国境付近に位置し、石灰岩カルスト地形が2億年以上にわたり形成された世界最古級の地質構造を有しています。

公園の最大の特徴は、広大な地下洞窟群です。約300の洞窟と地下河川が確認されており、総延長は450キロメートルを超えると推定されています。代表的な洞窟「フォンニャ洞窟」は長さ約7.7キロメートルにおよび、巨大な鍾乳石や地下河川が幻想的な景観をつくり出します。さらに、2009年に発見された「ソンドン洞窟(Sơn Đoòng Cave)」は、世界最大の洞窟として知られ、全長9キロメートル、高さ200メートル、幅150メートルにも達します。洞窟内部には熱帯雨林や川が存在し、独自の生態系を持つ“地球の中のもう一つの世界”とも呼ばれています。

また、熱帯モンスーン気候の下に広がる密林には、約750種の脊椎動物と2,700種以上の植物が確認されています。絶滅危惧種であるサオラやアジアクロクマなど、希少な動物も生息しています。観光ではボートクルーズ、トレッキング、洞窟探検ツアーが人気で、特に洞窟の光と影が織りなす光景は訪れる人を圧倒します。

アクセスはドンホイ市から車で約1時間。豊かな自然と地球規模の地質遺産を兼ね備えたフォンニャ=ケバン国立公園は、ベトナム随一の自然探検地として世界中の旅行者を惹きつけています。

中国の国立公園

張家界国家森林公園(中国・湖南省)

中国湖南省張家界市に位置する張家界国家森林公園は、中国で最初に指定された国家森林公園です。1982年に設立され、現在はユネスコ世界自然遺産「武陵源景勝地」の中心的エリアとして知られています。園内の最大の特徴は、2,000本以上も林立する石英砂岩の柱状奇峰で、その多くは高さ200mを超え、霧や雲に包まれると幻想的な景観を生み出します。映画『アバター』の舞台イメージとなった景観としても世界的に注目を集めています。

敷地内には森林や渓谷、清流が広がり、森林被覆率は約90%近くに達します。希少な植物や、鳥類、哺乳類など多様な生態系が守られており、自然保護の観点からも重要な地域です。特に袁家界や天子山、黄石寨などの展望スポットは人気が高く、雄大な峰林地形を一望できます。観光においては、金鞭渓をはじめとする散策ルートや、世界最大級の屋外エレベーター「百龍天梯」などが整備され、迫力ある景観を間近で楽しむことができます。ただし公園内は自然保護区でもあるため、観光ルートや立ち入り区域が厳格に定められており、公式ガイドや認可を受けたツアーに参加する必要がありますが、安全に幻想的な自然美と多様な野生生物に出会える体験ができます。

九寨溝国家公園(中国・四川省)

九寨溝国家公園(Jiuzhaigou National Park)は、中国四川省北部のアバ・チベット族チャン族自治州に位置する国立公園で、チベット高原の南端に広がる渓谷地帯です。面積は約720平方キロメートル、標高は2,000〜4,800メートルに及び、1992年にユネスコ世界自然遺産に登録されました。公園名の「九寨溝」は、かつてチベット系の九つの村が存在したことに由来します。

この地の最大の魅力は、透明度の高い湖と滝が連なる神秘的な景観です。石灰岩質の地質により、水中の炭酸カルシウムが光を反射して青や緑、ターコイズブルーなどに輝く湖面を生み出しています。代表的なスポットには「五花海」「長海」「鏡海」「諾日朗瀑布」などがあり、四季ごとに異なる色彩を見せることから「地上の楽園」とも称されています。

公園内は主に「樹正溝」「日則溝」「則査窪溝」という三つの渓谷で構成され、Y字型に広がっています。各エリアは木道や専用バスで巡ることができ、自然を間近に感じながら散策できます。森林率は80%以上で、モミやカラマツなどの針葉樹林が広がり、秋には紅葉が山々を彩ります。

生態系も豊かで、約140種の鳥類が生息し、希少なジャイアントパンダやキンシコウ(ゴールデンモンキー)も確認されています。観光シーズンは春から秋が中心で、特に紅葉と湖面の色彩が映える10月が最も人気です。2017年の地震で一部が損壊しましたが修復が進み、現在も中国を代表する自然景勝地として多くの人々を魅了しています。

黄山国家公園(中国・安徽省)

黄山国家公園(Huangshan National Park)は、中国安徽省南部に位置する花崗岩の山岳地帯で、中国を代表する景勝地の一つです。標高1,864メートルの蓮花峰を最高峰とし、周囲には奇岩、雲海、古松、温泉、冬雪といった「黄山の五絶」と呼ばれる絶景が広がります。その美しさから古くより詩人や画家に愛され、中国山水画の原風景とも言われています。1990年にはユネスコの世界自然遺産および文化遺産に二重登録されました。

黄山は約1億年前の地殻変動と侵食によって形成された花崗岩山塊で、切り立った岩峰が連なる壮麗な景観を生み出しています。特に「迎客松」や「西海大峡谷」などは代表的な観光スポットとして知られています。山頂部では、季節によって霧氷や雲海、日の出といった幻想的な自然現象が見られ、訪れる時期ごとに異なる魅力を楽しむことができます。

植生も多様で、標高によって亜熱帯林から高山植物まで変化に富み、約1,500種の植物が確認されています。固有種や絶滅危惧種も多く、自然保護の重要な拠点となっています。また、長い歴史を持つ寺院や石段道が山中に点在し、古くから道教・仏教の聖地としても信仰を集めてきました。

現在は登山道やケーブルカーが整備され、アクセスも良好です。黄山は「天下の名山に登らずして山を語るなかれ」と称されるほどの存在で、その雄大な自然と文化的背景が融合した景観は、中国の象徴的な自然遺産として世界中の旅行者を魅了し続けています。

韓国の国立公園

雪岳山国立公園(韓国・ソラクサン)

雪岳山国立公園(Seoraksan National Park/ソラクサン国立公園)は、韓国北東部・江原道(カンウォンド)に位置し、韓国を代表する山岳景勝地です。1970年に国立公園に指定され、面積は約398平方キロメートル。最高峰の大青峰(テチョンボン/標高1,708メートル)を中心に、花崗岩の鋭い岩峰や深い渓谷、豊かな森林が織りなす雄大な自然景観が特徴です。

公園は「内雪岳(ナイソラク)」「外雪岳(ウェソラク)」「南雪岳(ナムソラク)」の3エリアに分かれ、それぞれ異なる魅力を持ちます。外雪岳はアクセスが良く、観光客に人気の「権金城ケーブルカー」や仏教寺院「新興寺(シンフンサ)」があり、短時間で絶景を楽しめます。内雪岳はより険しく、登山者向けの本格的なトレイルが多く存在します。

代表的な景観には、巨大な岩塊が並ぶ「ウルサンバウィ岩」、鋭い稜線が連なる「恐竜稜線(ディノサウルリッジ)」などがあり、四季折々の自然が訪れる人々を魅了します。特に秋の紅葉は圧巻で、韓国随一の美しさを誇ります。また、冬は雪化粧した峰々が幻想的な風景を作り出し、「雪岳山」という名の由来を実感できます。

公園内には絶滅危惧種のゴリアテサンショウウオやシベリアカモシカなど貴重な生物が生息し、自然保護の観点からも重要な地域です。アクセスはソウルから束草(ソクチョ)まで高速バスで約2〜3時間と良好で、初心者向けの散策路から上級登山コースまで多様なルートが整備されています。雪岳山国立公園は、韓国の自然美と文化が融合した、四季を通じて楽しめる国立公園として高く評価されています。

智異山国立公園(韓国・チリサン)

智異山国立公園(Jirisan National Park/チリサン国立公園)は、韓国南部の全羅南道・全羅北道・慶尚南道の3つの道にまたがる広大な山岳地帯に位置し、1967年に韓国で最初に指定された国立公園です。面積は約472平方キロメートルで、韓国本土では最大規模を誇ります。公園の中心をなす智異山は、標高1,915メートルの天王峰(チョンワンボン)を最高峰とし、急峻な山稜や深い谷、豊かな森が連なる雄大な自然景観を形成しています。

智異山は古来より「神聖な山」として崇拝され、仏教文化が色濃く息づく地でもあります。山中には華厳寺(ファウムサ)や双渓寺(サンゲサ)などの古刹が点在し、巡礼の道としても知られています。そのため、登山と文化体験が一体となった旅が楽しめるのもこの公園の魅力です。

自然環境は極めて多様で、温帯から亜高山帯にかけて約5,000種以上の動植物が生息しています。特に、絶滅危惧種のツキノワグマ(アジアクロクマ)の復元プロジェクトが進められており、韓国の自然保護の象徴ともなっています。

登山コースは整備されており、天王峰を目指す縦走ルートは韓国随一の人気を誇ります。また、春のツツジ、夏の渓流、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の自然美が訪れる人々を魅了します。アクセスはソウルや釜山から高速バスで約4〜5時間。智異山国立公園は、韓国の自然・信仰・文化が融合した“聖なる山”として、今も多くの人々に愛され続けています。

漢拏山国立公園(韓国・ハルラサン)

漢拏山国立公園(Hallasan National Park/ハルラサン国立公園)は、韓国南部・済州島(チェジュ島)の中央に位置し、標高1,947メートルの漢拏山(ハルラサン)を中心に広がる国立公園です。1970年に指定され、面積は約153平方キロメートル。韓国で最も高い山であり、済州島全体の自然と文化の象徴として知られています。

漢拏山は約100万年前の火山活動によって形成された成層火山で、山頂には直径約500メートル、深さ約100メートルのカルデラ湖「白鹿潭(ペンノクタム)」が広がります。この湖は伝説によれば、仙人が白い鹿に乗って訪れたことから名づけられたといわれています。周辺には大小360以上の寄生火山(オルム)が点在し、火山地形と亜熱帯性の植生が融合する独特の自然景観を作り出しています。

公園内には1,800種を超える植物と4,000種以上の動物が確認されており、特に高山植物の多様性が豊かです。また、絶滅危惧種のテンやクロクマタカ、アカゲラなども生息しており、生態学的にも重要な地域です。2007年には済州火山島と溶岩洞窟群の一部としてユネスコ世界自然遺産に登録されました。

登山道は6本あり、代表的な「城板岳(ソンパナク)コース」と「観音寺(クァンウムサ)コース」は山頂まで登る人気ルートです。標高差が大きく、四季ごとに異なる景色が楽しめ、特に春のツツジ、秋の紅葉、冬の樹氷は絶景として知られています。アクセスは済州市から車で約30分と良好。漢拏山国立公園は、火山の雄大さと豊かな生態系が共存する、韓国随一の自然遺産です。

参考:サガルマータ国立公園(世界遺産オンラインガイド)
参考:カジランガ国立公園
参考:武陵源/中国

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